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kuroiso
2010/3/31 (Wed.)
10代に描いた「アリストイック」という漫画は愉快でした。 高野文子の「黄色い本 ジャック・チボーという名の友人」を読んだのだけれど、就職を控えた女子高生が、革命の徒なジャックにリンクしてゆき、 最終的には現実の就職(思想家たちからの離反)を期にジャック属するサロンに別れを告げるという、 私にとっては、ルイス・キャロルの「アリスの不思議の国」がすなわちチボー家なんだと思ったりしました。
「アリストイック」はアリスとアリストテレス、ストイックをないまぜにしたかったのかどうか、とりあえず語呂を気に入ったらしい。 らくがき一発描き漫画で、世界観はまんま夢の中という感じ。脈絡がなく、砂漠に線路が引かれ、うらぶれたBarへ続く路地や忍者の大群が水遁する池があったりする。 主人公、アリスは言葉をほとんど発さない奇行の人で、野蛮な、つまり自然で人間的な友人でした。 帽子屋とはどうやら恋仲まがいのようなのだけど、アリスは愛を信じていないらしい。
「黄色い本」のラストの描かれ方は心に残ります。 主人公は志を持ち続けることを誓い、ジャックらはいつでもお越しと送り出す。 今もう一度「アリストイック」を描くなら、夢の世界で第二のアリスと出会ったことで夢から目覚め、老いて第二のアリスを育てる夢をみる、とか描いてみたい。
物語を紡ぐのは楽しいです。共感は、あまり得られません(笑)
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